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HOME > 本・書籍 > やがて消えゆく我が身なら (角川ソフィア文庫)
やがて消えゆく我が身なら (角川ソフィア文庫)
やがて消えゆく我が身なら (角川ソフィア文庫)
池田 清彦
角川グループパブリッシング
グループ:Book /ランキング:29465
価格:¥ 660
発売日:2008-05-24 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
これはもう、むちゃくちゃなおもしろさであります
(2008-12-01)
著者池田氏の環境保護ブームに対する批判から興味を持って読んでみたのだが、これがものすごくおもしろい。
虫が好きで生物学を研究してきた立場から、保守的と自己規定しつつ社会に対して斜に構えたクールなポーズを取りながら、後半に行くとそんな池田氏がつい黙っていられなくなったというような熱さでプライバシー保護や裁判員制度、はたまたイラク人質事件のむちゃくちゃさや臨床心理学、昨今の国歌国旗問題を徹底的に批判します。その小気味よいこと! 最後の方では斎藤貴男と森達也の名前も出てきますが、池田氏が最初からなんどか言う「好コントロール装置」としての国家という言葉など、斎藤、森の台詞かと思うほどです。
池田氏には現代の社会について、現代の日本という国のひどさについてもっと積極的に発言して批判して欲しいと思うけど、きっと「鼻でもほじりながら酒でも飲んでいた方がいい」って言うんだろうなぁ。もっと早く読んでいたかったと悔しいぐらいの思いです。
全部に同意できる訳ではないけれど
(2008-07-26)
生物学をベースに社会学と自分の人生哲学を、しばしば脱線しながら語るエッセイです。なかなか斬新な切り口にハッとさせられるところもあり、はたまた「それは極端だよ」といいたくなるところもありますが、世間とは関係なくご自分の主張をされているところが面白く読めました。
(本書では最後の1章にでてきただけでしたが)著者の主張するリバータリアリズムには同調できませんが、例えば「人間の本質って多数派の情緒のことなんだ」といった視点などには素晴らしいと感じました。それに括弧書きの部分などには遠慮と言い訳が見えたりして、もちろん次の文庫も購入します。
様々な処世術参考になります。
(2008-07-26)
池田清彦先生の著書の中で、個人的に一番好きな「やがて消えゆく我が身なら」が文庫本で出版された。出版を機に再度読んでみる。池田節がいたるところにあり面白い。
このタイトル「やがて消えゆく我が身なら」は30の短編から成り立つ。それぞれ処世術、生き方、嫌なことへの対処法など生きる上で必須になる事項への対処法が書かれている。
またたくさんの池田先生のご著書の中で、池田先生ご自身の体験が書かれている稀有の本だと思います。このところ環境問題関連の本がヒットしておりますが、池田流哲学も是非ご覧あれ。
面白いです。
(2008-06-06)
一章の「人は死ぬ」から30章「ぐずぐず生きる」まで筆者のエッセイを堪能する
事ができます。筆者は大学教授で生物学を専攻した学識から、エッセイには生き物
とりわけ虫を例にあげて話を膨らませつつ、一律な行動・様式に従属しがちな日本人に一喝
を入れる場面が多く、日本人として参考になる意見が多いなと感じました。
日本人は企業・官庁など、とにかく組織に入ると其処の独特なルールに染まって、染まらざる
を得ない状態に晒されてしまいます。その結果何故そこまで、組織に人生を捧げる必要が
あるのかと不思議に思えるような人たちが大量に生産されることになります。
確かに周囲の人間はそうなのかもしれない、しかし自分は本当にどう生きたいのか、
自分や家族を大切にする事とは何かと考えた事があるような人には、この本は
良い参考書となるのではないかと思います。
おすすめ度:
これはもう、むちゃくちゃなおもしろさであります
著者池田氏の環境保護ブームに対する批判から興味を持って読んでみたのだが、これがものすごくおもしろい。
虫が好きで生物学を研究してきた立場から、保守的と自己規定しつつ社会に対して斜に構えたクールなポーズを取りながら、後半に行くとそんな池田氏がつい黙っていられなくなったというような熱さでプライバシー保護や裁判員制度、はたまたイラク人質事件のむちゃくちゃさや臨床心理学、昨今の国歌国旗問題を徹底的に批判します。その小気味よいこと! 最後の方では斎藤貴男と森達也の名前も出てきますが、池田氏が最初からなんどか言う「好コントロール装置」としての国家という言葉など、斎藤、森の台詞かと思うほどです。
池田氏には現代の社会について、現代の日本という国のひどさについてもっと積極的に発言して批判して欲しいと思うけど、きっと「鼻でもほじりながら酒でも飲んでいた方がいい」って言うんだろうなぁ。もっと早く読んでいたかったと悔しいぐらいの思いです。
全部に同意できる訳ではないけれど
生物学をベースに社会学と自分の人生哲学を、しばしば脱線しながら語るエッセイです。なかなか斬新な切り口にハッとさせられるところもあり、はたまた「それは極端だよ」といいたくなるところもありますが、世間とは関係なくご自分の主張をされているところが面白く読めました。
(本書では最後の1章にでてきただけでしたが)著者の主張するリバータリアリズムには同調できませんが、例えば「人間の本質って多数派の情緒のことなんだ」といった視点などには素晴らしいと感じました。それに括弧書きの部分などには遠慮と言い訳が見えたりして、もちろん次の文庫も購入します。
様々な処世術参考になります。
池田清彦先生の著書の中で、個人的に一番好きな「やがて消えゆく我が身なら」が文庫本で出版された。出版を機に再度読んでみる。池田節がいたるところにあり面白い。
このタイトル「やがて消えゆく我が身なら」は30の短編から成り立つ。それぞれ処世術、生き方、嫌なことへの対処法など生きる上で必須になる事項への対処法が書かれている。
またたくさんの池田先生のご著書の中で、池田先生ご自身の体験が書かれている稀有の本だと思います。このところ環境問題関連の本がヒットしておりますが、池田流哲学も是非ご覧あれ。
面白いです。
一章の「人は死ぬ」から30章「ぐずぐず生きる」まで筆者のエッセイを堪能する
事ができます。筆者は大学教授で生物学を専攻した学識から、エッセイには生き物
とりわけ虫を例にあげて話を膨らませつつ、一律な行動・様式に従属しがちな日本人に一喝
を入れる場面が多く、日本人として参考になる意見が多いなと感じました。
日本人は企業・官庁など、とにかく組織に入ると其処の独特なルールに染まって、染まらざる
を得ない状態に晒されてしまいます。その結果何故そこまで、組織に人生を捧げる必要が
あるのかと不思議に思えるような人たちが大量に生産されることになります。
確かに周囲の人間はそうなのかもしれない、しかし自分は本当にどう生きたいのか、
自分や家族を大切にする事とは何かと考えた事があるような人には、この本は
良い参考書となるのではないかと思います。


