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HOME > 本・書籍 > ドキュメント ダイエー落城
ドキュメント ダイエー落城
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
日本社会の縮図?
(2005-01-31)
日本経済新聞、日経金融新聞、日経流通新聞、各記事を編集した書物のため、首尾一貫していない箇所、内容が重複している箇所がみられます。
そして本書は経済、企業経営の問題というよりも、経済産業省と金融監督庁、産業再生機構との縄張り争いに関する話題が延々と述べられています。
すなわちこのような省庁の争いや土地の含み益を利用した企業経営など、ダイエーを例として日本社会の否定的な側面を描いたものが本書です。
また金融機関の企業再生部門に勤務する私にとって、不採算部門の縮小や子会社株式売却による債務圧縮といったリストラ策でなく、顧客の視点にたって品揃えを改善する、従業員のモチベーションを高めるといった地道で愚直な取組みが小売業の再生には不可欠であることを切に感じました。
流通史を変えた試合
(2005-01-19)
「ダイエー、再生機構入りを決断」が2004年10月13日。
福岡ダイエーホークスが西武ライオンズにプレーオフで敗れたのが10月11日。この二つの事実の間に直接の因果関係はないとされる。
「再生機構入り」までの経緯を(いささか煩瑣なまでに)詳しく書いた本書においてもホークスの敗戦は「(その後の)ダイエーの行く末を象徴するような」と書かれているにとどまる。しかし、一方でその前の年の優勝セールの売り上げが800億円もあったということも本書からわかる。ダイエーはホークスの敗戦により、それだけの売り上げを失ったのだ。
野球の結果がどうあれ、結果は変わらなかったのかもしれない。
しかし、11日のあの熱戦は、球史だけではなく「流通史」にも刻まれるべき試合であったと言えるのではないだろうか。
産業再生機構入りの直前直後を知りたい方に
(2004-12-24)
もしダイエーの事業展開の系譜などを知りたければ別の書籍をあたるべきでしょう。これは流通の本と言うよりは、政治の本です。
新聞社の記者が素早いタイミングで書き上げただけに事実の羅列に終始している感は否めないです。章の間でも内容が重複している部分が多々見られるため、読んでいて疲れます。
ダイエーが失敗した理由を知りたい方は、「業態が消費者ニーズから離れた」といったレベルの記述しか存在しないため多少のストレスを感じるでしょう。
しかしながら、ダイエーがいかに経産省・金融庁・債権者の間で、もがいていたかが生々しく語られているため、そのあたりに興味があれば購入しても良いのではないでしょうか。
どこが問題だったか
(2004-12-14)
ダイエーについてはダイエットが必要である、などと海外メディアからいろいろ言われていた。本書では関係者の様々な利害が鮮明にかかれ、関係者の証言もとられている。ダイエーはなぜ、マルエツとの連携が継続しなかったのか?再生機構以降のスポンサーが描くダイエー像は
マルエツのスタイルに結局なってしまうのではないか?答えは初めからあった。おなじところをぐるぐる回っていたこの4年間だったような気がするのは私だけか。
おすすめ度:
日本社会の縮図?
日本経済新聞、日経金融新聞、日経流通新聞、各記事を編集した書物のため、首尾一貫していない箇所、内容が重複している箇所がみられます。
そして本書は経済、企業経営の問題というよりも、経済産業省と金融監督庁、産業再生機構との縄張り争いに関する話題が延々と述べられています。
すなわちこのような省庁の争いや土地の含み益を利用した企業経営など、ダイエーを例として日本社会の否定的な側面を描いたものが本書です。
また金融機関の企業再生部門に勤務する私にとって、不採算部門の縮小や子会社株式売却による債務圧縮といったリストラ策でなく、顧客の視点にたって品揃えを改善する、従業員のモチベーションを高めるといった地道で愚直な取組みが小売業の再生には不可欠であることを切に感じました。
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「ダイエー、再生機構入りを決断」が2004年10月13日。
福岡ダイエーホークスが西武ライオンズにプレーオフで敗れたのが10月11日。この二つの事実の間に直接の因果関係はないとされる。
「再生機構入り」までの経緯を(いささか煩瑣なまでに)詳しく書いた本書においてもホークスの敗戦は「(その後の)ダイエーの行く末を象徴するような」と書かれているにとどまる。しかし、一方でその前の年の優勝セールの売り上げが800億円もあったということも本書からわかる。ダイエーはホークスの敗戦により、それだけの売り上げを失ったのだ。
野球の結果がどうあれ、結果は変わらなかったのかもしれない。
しかし、11日のあの熱戦は、球史だけではなく「流通史」にも刻まれるべき試合であったと言えるのではないだろうか。
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もしダイエーの事業展開の系譜などを知りたければ別の書籍をあたるべきでしょう。これは流通の本と言うよりは、政治の本です。
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ダイエーが失敗した理由を知りたい方は、「業態が消費者ニーズから離れた」といったレベルの記述しか存在しないため多少のストレスを感じるでしょう。
しかしながら、ダイエーがいかに経産省・金融庁・債権者の間で、もがいていたかが生々しく語られているため、そのあたりに興味があれば購入しても良いのではないでしょうか。
どこが問題だったか
ダイエーについてはダイエットが必要である、などと海外メディアからいろいろ言われていた。本書では関係者の様々な利害が鮮明にかかれ、関係者の証言もとられている。ダイエーはなぜ、マルエツとの連携が継続しなかったのか?再生機構以降のスポンサーが描くダイエー像は
マルエツのスタイルに結局なってしまうのではないか?答えは初めからあった。おなじところをぐるぐる回っていたこの4年間だったような気がするのは私だけか。


