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HOME > CD > 朗読CD 詩人立原道造
朗読CD 詩人立原道造
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
詩の朗読の理想を満たす作品
(2008-08-26)
私は立原道造という詩人の愛読者ではありませんが、主に外国詩や島崎藤村が好きです。今回このCDを聞いて詩の朗読としてここまで理想に叶う朗読は見つからないのではないかという思いに駆られました。私がこれまでに聞いた朗読とは違う、感情を抑えながら決して単調にはならないその名調子にはひどく感激しました。一歩引いて相手に詩を考えさせる余地を与えながら、声の魅力によって豊かになったこの作品に接して、立原道造という詩人の詩についてもう一度深く考えさせられました。詩の朗読としてこれは名作と言っていいのではないのでしょうか。石田さんのファンだったおかげでこの作品に出会うことが出来て詩の愛好者としても良かったと思います。ぜひ一度聞いてみて下さい。
買って損はない1枚
(2008-07-16)
この石田彰という人は大変よく考えて朗読していると思った。全体に抑制がきいているのだけど、発声が確かで、一つ一つの韻律を丁寧に考えて読んでいるのが分かる。
声もいい。清潔で優しく、言うなれば「初恋を思い出させる声」という感じで、立原道造の世界に合っている。
呼吸と言葉の響きが素晴らしくて、聞いていて詩の世界に引き込まれ、うっとりした。
特に、「薄明」の第3連、叙情が一番強く高まるところが、叫ばずに言葉を響かせていて、よかった。第2連の「何もかも美しい!」を引き絞るような声で読み、第3連でそれが解き放たれる伸びやかさが美しかった。
これは立原道造ファンなら買って損はない1枚だと思います。
【石田彰の声という楽器で蘇る夭逝の詩人の息吹。】
(2008-07-03)
石田さんのファンになって今2008年現在で15年になりますが、本当のファンになったのは彼の朗読の仕事が増えてからです。「遥か〜」の泰明の独白や、「エレメンタル〜」のクーの呪文の詠唱などを聞くと、彼の声に音楽のような癒しを感じることが多々あり、何度かファンレターで「朗読のお仕事ももっと挑戦して見て下さい」と書いたことがあります。
「菊花の約」での感情の起伏を抑え、低めの声で淡々と読み上げる、哀しくも美しい綺譚に心を揺すぶられました。
幾つか短編や、羊シリーズ(笑)のような企画物を聴きましたが、彼は演技や感情の起伏を抑えた読み方程、その性質の輝きと煌き、艶めきが、言葉に命を吹き込む。私も立原道造氏に関してはこのCDを購入するまで全くの無知でしたが、自分の生きる世界で精一杯色彩や音や空気を感じ、美しい言霊を込めて書きとめて行き、遺していった、
石田氏の極上の楽器の様な声でそれらの言葉が再び輝き、息を吹き返し蘇る。
カーステで母と聴いていたのですが、音楽以上に癒されてしまいました。
出来れば、このCDで言霊を再び吹き込まれた立原氏の美しい言葉の旋律を堪能した上で、
彼自身の手による絵画が入った詩集、作品集などに手を伸ばし、読み進めてみることをお勧めします。優秀な建築家でもあった彼の手による絵画に溢れる色彩はまた、命短かった天才の遺した輝く言葉と共に、あなたの心を揺さぶる筈だから。
言葉を紡ぐという事。
(2008-05-08)
「朗読」ではなく、「言葉を紡ぐ」、と言った方が合っていると思います。
日本語の美しさを再認識できる1枚だと思います。
声優しての石田彰、というより、「紡ぎ手」といった方がこのCDでは良いと感じました。
じっくり日本語を堪能してみてはどうでしょうか。
うっとり
(2008-04-28)
高校生の頃、担任の先生が「五月の風をゼリイに…」と言った詩人がいるという話をして下さいました。私は長い間、その詩人を松永伍一さんだと勘違いしておりまして(詩の中に「五月を食べたい」という文があったので…)このCDに出会わなければ、気がつかなかったと思います…。
作風はとてもロマンチック。直に読むのも良いですが、朗読で聴くと更にうっとりとしてしまいます。石田さんのファンだけでなく、詩を愛する方にもおすすめです。
おすすめ度:
詩の朗読の理想を満たす作品
私は立原道造という詩人の愛読者ではありませんが、主に外国詩や島崎藤村が好きです。今回このCDを聞いて詩の朗読としてここまで理想に叶う朗読は見つからないのではないかという思いに駆られました。私がこれまでに聞いた朗読とは違う、感情を抑えながら決して単調にはならないその名調子にはひどく感激しました。一歩引いて相手に詩を考えさせる余地を与えながら、声の魅力によって豊かになったこの作品に接して、立原道造という詩人の詩についてもう一度深く考えさせられました。詩の朗読としてこれは名作と言っていいのではないのでしょうか。石田さんのファンだったおかげでこの作品に出会うことが出来て詩の愛好者としても良かったと思います。ぜひ一度聞いてみて下さい。
買って損はない1枚
この石田彰という人は大変よく考えて朗読していると思った。全体に抑制がきいているのだけど、発声が確かで、一つ一つの韻律を丁寧に考えて読んでいるのが分かる。
声もいい。清潔で優しく、言うなれば「初恋を思い出させる声」という感じで、立原道造の世界に合っている。
呼吸と言葉の響きが素晴らしくて、聞いていて詩の世界に引き込まれ、うっとりした。
特に、「薄明」の第3連、叙情が一番強く高まるところが、叫ばずに言葉を響かせていて、よかった。第2連の「何もかも美しい!」を引き絞るような声で読み、第3連でそれが解き放たれる伸びやかさが美しかった。
これは立原道造ファンなら買って損はない1枚だと思います。
【石田彰の声という楽器で蘇る夭逝の詩人の息吹。】
石田さんのファンになって今2008年現在で15年になりますが、本当のファンになったのは彼の朗読の仕事が増えてからです。「遥か〜」の泰明の独白や、「エレメンタル〜」のクーの呪文の詠唱などを聞くと、彼の声に音楽のような癒しを感じることが多々あり、何度かファンレターで「朗読のお仕事ももっと挑戦して見て下さい」と書いたことがあります。
「菊花の約」での感情の起伏を抑え、低めの声で淡々と読み上げる、哀しくも美しい綺譚に心を揺すぶられました。
幾つか短編や、羊シリーズ(笑)のような企画物を聴きましたが、彼は演技や感情の起伏を抑えた読み方程、その性質の輝きと煌き、艶めきが、言葉に命を吹き込む。私も立原道造氏に関してはこのCDを購入するまで全くの無知でしたが、自分の生きる世界で精一杯色彩や音や空気を感じ、美しい言霊を込めて書きとめて行き、遺していった、
石田氏の極上の楽器の様な声でそれらの言葉が再び輝き、息を吹き返し蘇る。
カーステで母と聴いていたのですが、音楽以上に癒されてしまいました。
出来れば、このCDで言霊を再び吹き込まれた立原氏の美しい言葉の旋律を堪能した上で、
彼自身の手による絵画が入った詩集、作品集などに手を伸ばし、読み進めてみることをお勧めします。優秀な建築家でもあった彼の手による絵画に溢れる色彩はまた、命短かった天才の遺した輝く言葉と共に、あなたの心を揺さぶる筈だから。
言葉を紡ぐという事。
「朗読」ではなく、「言葉を紡ぐ」、と言った方が合っていると思います。
日本語の美しさを再認識できる1枚だと思います。
声優しての石田彰、というより、「紡ぎ手」といった方がこのCDでは良いと感じました。
じっくり日本語を堪能してみてはどうでしょうか。
うっとり
高校生の頃、担任の先生が「五月の風をゼリイに…」と言った詩人がいるという話をして下さいました。私は長い間、その詩人を松永伍一さんだと勘違いしておりまして(詩の中に「五月を食べたい」という文があったので…)このCDに出会わなければ、気がつかなかったと思います…。
作風はとてもロマンチック。直に読むのも良いですが、朗読で聴くと更にうっとりとしてしまいます。石田さんのファンだけでなく、詩を愛する方にもおすすめです。


